サボニウス風車とコイルと磁石で風力発電(続編)
前回のサボニウス風車とコイルと磁石での風力発電(「パルス発電」と略します)の続編です。
今回は発電コイルの電圧をショットキーダイオードを使った倍電圧整流で整流した後の波形を報告します。さらに青色発光ダイオードを点滅できる3倍電圧昇圧回路も載せておきました。
左の写真をクリックして拡大して見てください。【図1】が扇風機「強」での発電コイルの電圧波形です。周期100msで1.7V(0 to peak)、3.4V(peak to peak)でした。測定器のためなのか少し0Vラインがずれています。周期の逆数である回転数は毎秒10回転です。
【図2】が整流したあとの電圧波形です。図2の下はDC(直流)レンジで測定した波形でほとんど直流に近いです。デジタルテスターで計ると約DC約2.8~3Vでした。
図2の上の波形は変化しているリップル(さざなみのような波形)の部分を拡大した電圧波形です。ノコギリの歯のような階段状になっています。専門用語では脈流といいます。よくみると、1回転のパルス発電毎に約0.2Vほど急激に上がって斜めに少し下がり、その差約50mVステップで上昇(充電)してゆき7発目位で、LED点滅回路にエネルギーを取られ約300mVストンと下降する波形になっています。このストンと落ちるタイミングはランダムで、谷の時間幅は狭いときもあります。
【図3】は全体の回路図です。
このパルス発電、起動時はヨイショ、ヨイショとだんだん電圧があがっていきます。ポンプで汲み上げるているみたいで面白いです。
なお磁石がコイルの真下にあると、起動しない問題点はまだ解決策がわかりません。昨日はコイルを風車の側面に固定し、磁石をバネの先につけて回転があがると遠心力の力でコイルに近づくアイデアを思いつき、早速作ってみました。
ところが遠心力より磁石の吸引力の方が大きいためか、動き出すと磁石がすぐにペチッとコイルに吸い付いてしまいます。吸い付かないギャップだと0.4V(0 to peak)程度でした。失敗です。
エジソンが「発明は99%の努力と1%のひらめき」と確か言っていましたが、そのとおりだとしみじみ思いました。


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